GeckoFlagのClaude連携は、Claudeデスクトップアプリに拡張機能を追加して、Claudeとの会話からGeckoFlagを操作できるようにする機能です。「自分が担当で今週が期限の課題を教えて」「今日の打ち合わせメモをWikiに追記して」のように普段の言葉で頼むと、Claudeが必要な操作を選んで、課題・プロジェクト・Wiki・ノートの検索・閲覧・作成・更新を行います。ガントチャートをExcelで書き出すこともできます。
「AIで作成」との違い
GeckoFlagには、すでにAIを使った「AIで作成」機能があります。「AIで作成」はGeckoFlagの画面の中で入力案を作る機能、Claude連携はClaudeとの会話からGeckoFlagを操作する機能です。設定はそれぞれ独立しています。
| AIで作成 | Claude連携 | |
|---|---|---|
| 使う場所 | GeckoFlagの各入力画面 | Claudeデスクトップアプリの会話 |
| できること | 課題・コメント・プロジェクト・Wikiの入力案の作成(保存は人が行う) | 課題・プロジェクト・Wiki・ノートの検索・閲覧・作成・更新、ガントチャートのExcel出力など |
| 必要なもの | AnthropicのAPIキー(管理者が設定画面で登録) | Claudeデスクトップアプリと、利用者ごとのAPIトークン |
| 料金 | APIの使用量に応じた従量課金(Anthropicに支払い) | GeckoFlag側の追加料金なし(Claudeのプランが必要) |
| 対応バージョン | v1.9.0以降 | v1.11.0以降 |
Claude連携でできること
Claudeは会話の内容に応じて、GeckoFlagの操作を自動で使い分けます。作成・変更は、管理者と利用者の両方が書き込みを許可している場合だけ行えます。
- 課題の検索・閲覧 ― プロジェクト・ステータス・担当者・登録者・優先度・キーワード・期限・親課題で絞り込んで検索し、詳細やコメントを読みます。
- 課題の作成・更新 ― 課題の作成(親課題・通知先の指定も可)、項目の変更、コメントの投稿、ステータスの変更ができます。コメントと一緒に担当者・優先度・日付を変えることもできます。
- プロジェクト ― 一覧と詳細の確認、新規作成、名前・説明・オーナー・期間の変更、完了/未完了の切り替え、メンバーの追加・削除(削除は必ず確認してから)ができます。
- Wiki ― プロジェクトのWikiを読んだり、本文を書き換えたり、末尾に追記したりできます。
- ノート ― 自分のノートの一覧・検索・閲覧・作成・書き換え・追記ができます。
- マスターの設定(管理者) ― 課題タイプ・ステータス・優先度・職種(所属)の追加と、名前・色の変更ができます。
- ガントチャートのExcel出力 ― プロジェクトの課題をガントチャート形式のExcelファイルにして、PCに保存します。
- 課題はキーで指定 ― 「WEB-12」のような課題キーで指定できます。Claudeは返答の中で、課題キーと画面のURLを一緒に示します。
- 書式もそのまま ― 説明・コメント・Wiki・ノートの見出し、箇条書き、表、リンク、太字などの書式を保ったまま読み書きします。
- 普段の言語で ― Claudeは、利用者が話しかけた言語で返答します。
頼み方の例
特別なコマンドを覚える必要はありません。普段の言葉で頼めば、Claudeが必要な操作を選んで実行します。
| したいこと | 頼み方の例 |
|---|---|
| 課題を探す | 「自分が担当で、今週が期限の課題を教えて」 |
| 課題を作る | 「WEBプロジェクトに、お問い合わせフォームの修正という課題を作って」 |
| 対応を記録する | 「WEB-3に対応内容をコメントして、ステータスを完了にして」 |
| プロジェクトを作る | 「キーはSAMPL、名前は『サンプル案件』でプロジェクトを作って」 |
| メンバーを追加する | 「山田さんをSAMPLに追加して」 |
| Wikiに残す | 「SAMPLのWikiに、今日の打ち合わせメモを追記して」 |
| 設定を整える | 「ステータスに『レビュー待ち』を紫で追加して」 |
| ガントチャート | 「WEBプロジェクトのガントチャートをExcelで出力して」 |
| まとめる | 「SAMPLの今週のレポートを書いて」「Wikiの宿題を課題にして」 |
ガントチャートをExcelで書き出す
「ガントチャートをExcelで出力して」と頼むと、プロジェクトの課題(最大5,000件)をガントチャート形式のExcelファイルにして、PCに保存します。
- 親子関係も見やすく ― 課題1件を1行にし、子課題は親課題のすぐ下に字下げして並べます。右側がタイムラインです。
- 長い期間にも対応 ― 期間や日/週の単位を指定できます。期間が120日を超えると、自動で1列=1週に切り替わります(最長約5年)。
- Excel上で調整できる ― 開始日・終了日を書き換えると、棒も一緒に動きます(GeckoFlagには反映されません)。
- 日付が未入力の課題も表示 ― 登録日などで代用し、灰色の斜体と理由を表示します。
- 15言語に対応 ― 見出しなどの文言は、GeckoFlagのユーザー設定の言語で書き出します(アラビア語は右から左のシート)。
- 上書きしない ― 同じ名前のファイルがある場合は、番号を付けて別名で保存します。
ご利用に必要なもの
- GeckoFlag v1.11.0以降 ― v1.11.0で追加された機能です。それより前のバージョンをお使いの場合は、先にアップデートしてください。
- Claudeデスクトップアプリ(Windows・macOS) ― GeckoFlagの拡張機能(.mcpbファイル)を追加して使います。拡張機能ファイルは、GeckoFlagのご購入後にダウンロードできるファイルに同梱されています。拡張機能の動作に必要なNode.jsはアプリに含まれているため、別途インストールする必要はありません。
- Claudeのプラン ― GeckoFlag側の追加料金はありません。Claudeのご利用には、Anthropic社のClaudeのプランが必要です。
- HTTPSで公開されたGeckoFlag ― 拡張機能からGeckoFlagへの接続には、HTTPSが必要です。
導入の流れ
- 管理者が、GeckoFlagの「設定 → Claude連携」で機能を有効にし、必要に応じて書き込みを許可します。
- 管理者が、使う人ごとに「Claude連携(API)の利用を許可」をオンにします。
- 利用者が、プロフィール画面でAPIトークンを作成します。
- 利用者が、Claudeデスクトップアプリに拡張機能をインストールし、GeckoFlagのURLとAPIトークンを入力します。
- Claudeに「GeckoFlagに接続できているか確認して」と頼めば、準備完了です。
権限とセキュリティ
- 3つの許可がそろったときだけ動く ― 「管理者による機能の有効化」「ユーザーごとの利用許可」「利用者のAPIトークン」の3つがそろったときだけ使えます。機能が無効のときは、API自体が存在しない状態になります。
- 画面と同じ権限 ― すべての操作は、APIトークンの持ち主の権限で行われます。GeckoFlagの画面で見られないもの・できないことは、Claudeからもできません。権限のないプロジェクトや課題は「存在しない」ものとして扱われます。
- 書き込みは二重の許可制 ― 作成・変更には、サイトの「書き込みを許可」と、トークンの「読み取りと書き込み」の両方が必要です。読み取り専用で使うこともできます。
- Claudeからは削除できない ― プロジェクト・課題・コメント・Wiki・ノートなどの削除は、Claudeからはできません。削除を頼むと、GeckoFlagの画面で行うよう案内します。
- 安全なトークン管理 ― APIトークンは推測できない乱数で、サーバーにはハッシュだけを保存します。作成直後に一度だけ表示され、作成時には本人にお知らせメールが届きます。パスワードを変更すると、その人のトークンはすべて無効になります。
- 回数制限とアクセス制限 ― 1トークンあたり1分60回までに制限し、誤ったトークンが続く接続元は一時的に停止します。GeckoFlagのIPアドレスによるアクセス制限は、APIにも適用されます。
- 書き込み前に毎回確認できる ― Claude側の設定で、GeckoFlagの書き込み操作を「毎回確認」にしておくと、実行前に必ず確認を求められます(おすすめの設定です)。
データの取り扱い
- 拡張機能はお使いのPC上で動作 ― 拡張機能は、お客様のGeckoFlagとだけ直接通信します。GeckoFlagの開発元や第三者のサーバーは経由しません。
- Claudeが読んだ内容はAnthropic社に送られる ― Claudeが読んだ課題・Wiki・ノートなどの内容は、会話の一部としてAnthropic社(Claude)に送られます。ノートは、利用者が頼んだときだけ読むようClaudeに指示しています。
- 書かれた指示には従わない ― 課題などに書かれた文章は「データ」として扱い、その中に書かれた指示には従わないようClaudeに指示しています。
- 操作の記録 ― Claudeからの操作は、APIトークンの持ち主の操作として記録されます(「Claude経由」の表示はありません)。
- 導入前のご確認 ― 社内規定や取引先との契約で、外部サービスへの情報の送信が制限されていないか、導入前にご確認ください。
できないこと・ご利用上の注意
- 削除(プロジェクト・課題・コメント・マスター・Wiki・ノート)、コメントの編集、画像・ファイルの添付と閲覧はできません。
- ユーザーの追加・編集、サイトの設定変更、カンバン・ブックマーク・通知設定の操作、他の人のノートの閲覧(管理者でも不可)はできません。
- 書き込みは1回に1件ずつ行います。複数の課題をまとめて頼んだ場合は、Claudeが1件ずつ順に実行します。
- コメントでステータスなどを変更すると、画面での操作と同じように履歴が残り、通知メールが送られます。
- 拡張機能はPC上で動くため、Claudeデスクトップアプリが起動しているPCでのみ使えます。
- AIの返答は誤ることがあります。作成・変更の内容は、GeckoFlagの画面でもご確認ください。